Project 2013では、タスクをトップダウンで作成することができます。「手動スケジュール」という計算方法のタスクを使用することで、サマリータスクにあらかじめ期間を指定して作成することができます。これは、プランニングの段階において、まずは大枠のフェーズなどを決めておきたい、といった用途に非常に便利です。ここでは、大枠のサマリータスクを「手動スケジュール」で作成しましょう。
プロジェクトの主要なタスクを入力する
1[タスク]タプの[表示]の[ガントチャート]ボタンの▼をクリックし、[ガントチャート]をクリックする。
2  [タスク名]フィールドのタスクを入力するセルをクリックする。

3  サマリータスクのタスク名を入力し、[Enter]を押す。
[タスク名]だけが表示され、「手動スケジュール」のタスクが作成される。
4 [期間]を入力する。
テーブルの[期間]が表示され、右側のチャート部分にバーが表示される。

プロジェクトの主要なタスクを 入力するには
手動スケジュール
既定では、タスクの計算方法は手動スケジュールに設定されています。手動スケジュールのタスクの場合、タスク名を入力した段階では、[期間][開始日] [終了日]といった、タスクの計算に関係するフィールドは表示されません。また[期間]のみを入力しても、日程が確定していないため、ガントチャートのバーは仮の状態で表示されます。ユーザーが[開始日]もしくは[終了日]を入力する必要があります。さらに、下の階層にサブタスクを作成しても、一度入力したサマリータスクの[期間]はそのまま保持されます。ここが自動スケジュールとの決定的な違いです。当初設定したサマリータスクの期間内に、サブタスクのスケジュールを収めるといった現実的なスケジュール作成にも対応できます。

プロジェクトの主要なタスクを 入力するには