Projectでは、設定したさまざまなコストを基にタスクやプロジェク全体のコストが自動的に計算され、確認することができます。プロジェクトのコストを確認する[タスク]タプの[表示]の[ガントチャート]のVをクリックし、[ガントチャート]をクリックする。[表示]タプの[データ]の[テーブル]をクリックし、[コスト]を選択する。[総コスト]列が追加される。

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変更したテーブルを元に戻す[ガントチャート]ビューでは、既定で[入力]テーブルが設定されています。手順でコストに変更したテーブルを元に戻すには。次のように操作します。[表示]タプの[データ]の[テーブル] をクリックし、[入力]を選択する。

テーブルが元の[入力]に戻る。

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プロジェクト情報でプロジェクト全体のコストを確認する[プロジェクト]タブの[プロパティ]の[プロジェクト情報]をクリックする。[I<プロジェクト名>Iのプロジェ クト情報]ダイアログが開く。[統計表]をクリックする。[I<プロジェクト名>Iのプロジェ クト統計表]ダイアログに[コスト] が表示される。コストを確認したら、[閉じる]をクリックする。[‘<プロジェクト名>Iのプロジェクト情報]ダイアログの[OK]をクリックする。
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リソースの単位数と最大単位数と最大使用数 Project 2013 では、時間単価型リソースの割り当てに関係の深い、似たような名称のフィールドが存在します。「単位数」「最大単位数」[最大使用数]の3つのフィールドです。ここでは、これら3つのフィールドの特長について解説します。単位数 リソースをタスクに割り当てる際に「単位数」を指定します。これはリソースがそのタスクに対して割くことができる、マンパワーの割合を意味します。別名「割り当て単位数」とも呼ばれます。この単位数は、[リソースの害り当て]ダイアログ、[タスク情報]ダイアログの[リソース]タブ、配分状況ビューにおける[割り当て情報]ダイアログの[全般]タブで主に使用します。最大単位数 リソースの持つ最大のマンパワーを表します。通常は100% (1.0)です。例として、プログラマーのような特定のスキルセヽントを持つ標準リソースの場合は、リソースの最大単位数フィールドに1000%(10.0)と設定することで10人のプログラマーが存在すると想定する、という使い方もできます。リソースが特定の個人を表す場合、通常は100% (1.0)に設定します。一方で、この値を個人のスキル係数の代わりに使用することもできます。たとえば、特にスキルの高い人の場合、最大単位数を150% (1.5)に設定すると、タスクに対して150% (1.5)の単位数で割り当てを行っても、超過割り当てになりません。また[作業時間固定]のタスクの場合、150%(1.5)の割り当てを行うことで、タスクの期間を2/3に短縮することができます。つまり、最大単位数150% (1.5)とするとことで、リソースの能力を1.5倍に見立てることもできるわけです。
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最大使用数 最大使用数は、「使用数」という言葉からわかるように、実際にリソースをどれだけ使用しているかを表します。リソースシートに表示される最大使用数は、プロジェクトの全期間における最大の使用数を
表します。リソースグラフなどのタイムスケール付きのビューでは、タイムスケールで表示される区分の期間内での最大の使用数を表します。タイムスケールの小区分が「日」であれば、その日のうちで最大の負荷を表します。たとえば、月曜日に割り当て単位数150%(1.5)でタスクに割り当てられ、さらに割り当て単位数100%(1.0)のタスクにも割り当てられている場合、合計で250% (2.5)の最大使用数ということになります。
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