データを入力するときの入力モードはフィールドごとに設定できます。電話番号や氏名の入力を楽にするために、入力モードと変換モードの設定を変更してみましょう。1 入力モードを変更する

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▶キーワードフィールド p.421レッスンで使う練習用ファイルIME入力モード、IME変換モード.accdbショートカットキーc+S·········· 上書き保存c+.·········· デザインビューからデータシートビューへの切り替えc+,·········· データシートビューからデザインビューへの切り替えフィールドの入力モードを変更しようこのレッスンでは、フィールドプロパティの[IME入力モード]の設定を変更してフィールドの入力モードを変更
します。[顧客のシメイ]フィールドのように、はじめからフリガナを入力することが分かっているときは、フィールドの入力モードを[全角カタカナ]に変更してもいいでしょう。

2 変換モードを変更する

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日本語入力時の漢字変換の設定には、[一般][人名/ 地名][話し言葉優先][無変換]の変換モードがあります。住所や氏名を入力するフィールドに[人名/地名]を選ぶと、Microsoft IMEの辞書が切り替わり、人名や地名が変換候補の上位に表示されます。変換モードって何?

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3 データシートビューを表示する

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データベース全体のフィールドプロパティを一括で変更できる同じフィールドが、すでにフォームやレポートなどで使われているときに、テーブルのフィールドプロパティの内容を変更すると、テーブルのフィール
ドプロパティと、レポートやフォームのフィールドプロパティに矛盾が起きます。矛盾があると、データベースが正しく機能しません。手順1や手順2の操作後に[プロパティの更新オプション]ボタン( )が表示されたときは、テーブルとフォームやレポートのフィールドプロパティの値が異なります。[プロパティの更新オプション]ボタンをクリックすると、矛盾が起きているフィールドプロパティを一括で修正できることを覚えておきましょう。

4 入力モードが切り替わることを確認する

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間違った場合は?手順4で変換モードや入力モードが正しく切り替わらないときは、[表示]ボタンの▼ をクリックしてデザインビューを表示し、手順1から設定をやり直します。5 フィールドにデータを入力する

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入力したいデータに合わせて適切に設定しよう入力モードを[オフ]に設定すると、データを入力するときに日本語入力が自動的に[オフ]になります。電話番号や郵便番号を入力するフィールドに設定するといいでしょう。氏名など、日本語を入力することが分かっているフィールドには、日本語が入力できるように設定します。データを入力するとき自動的にひらがなや漢字、カタカナが入力される状態になるので、入力モードを切り替える手間を省けます。