通常はリソースによって稼働時間がそれぞれ異なります。雇用形態によって勤務時間が異なる場合や、あるリソースが休暇を取る場合などです。このような場合、リソースカレンダーを使用して、個別に稼働時間を設定する必要があります。ここでは第1章で設定した組織独自のカレンダーをリソースの基本カレンダーに設定し、さらにリソースごとにカレンダーを変更する手順を確認します。
リソースの休暇を設定する
1[タスク]タブの[表示]の[ガントチャート]の▼をクリックして[リソースシート]をクリックする。
[リソースシート]ピューが表示される。
2  画面を右側にスクロールし[基本カレンダー]フィールドを表示する。

3  [基本カレンダー]フィールドの▼をクリックし、一覧からカレンダーを選択する。
4  カレンダーを設定するリソースを選択し、[プロジェクト]タブの[プロパティ]の[稼働時間の変更]をクリックする。
[稼働時間の変更]ダイアログが表示される。

リソースカレンダーを設定するには

リソースカレンダーを設定するには

5 カレンダーをスクロールし、休暇を設定する月のカレンダーを表示する。
6 休暇の最初の日をクリックし、[shift]を押しながら休暇の最後の日をクリックする。
休暇の翼門に相当する日が選択される。
7[例外]タブの[名前]列に休暇名を入力して[Enter]を押す。
選択した日が[開始]列と[終了]列に例外日として表示される。
●休暇名をダブルクリックして[<休暇名>の詳細]ダイアログを表示すると、選択した期間が[非稼働日]に設定されている。
8[OK]をクリックする。

リソースカレンダーを設定するには

リソースカレンダーを設定するには

他の方法で[稼働時間の変更]ダイアログを表示するには

[リソースシート]ビューの[リソース名]フィールドをダブルクリックし、[リソース情報]ダイアログを表示する。
[全般]タブ内の[稼働時間の変更]をクリックする。

リソースカレンダーを設定するには