タスクの依存関係を調整することによって、プロジェクトの期間を短縮する方法をもう1つ紹介します。この章の3では依存関係のタイプを変更しましたが、タスクの依存関係には、他に「リードタイム」「ラグタイム」と呼ばれる時間mを設定することがでさます。ここでは、依存関係にリードタイムを設定することにより、プロジェクトの期間を短縮する方法について説明します。リードタイムを設定する[タスク]タブの[表示]の[ガントチャート]の▼をクリックし。[ガントチャート]をクリックする。後続タスクのタスク名をダブルクリックする。
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リードタイム依存関係にあるタスクの重なりのこと。たとえば、[終了一終了]の依存関係のタスクで。先行タスクが終了する2日前までに後続タスクが終了する場合、リードタイムは「-2日」となります。
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ラグタイム依存関係にあるタスクの間隔のこと。たとえば、[開始一開始]の依存関係のタスクで、先行タスクが開始した2日後に後続タスクが開始する場合、ラグタイムは「2日」となります。

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[タスク情報]ダイアログで[先行タスク]タプをクリックする。[先行タスク]の[タスク名]を確認し、[間隔]に「-2」とマイナスの値を入力する。[OK]をクリックする。タスクのスケジュールが重なり、そ の結果、プロジェクト全体の期間が 短縮される。

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リードタイムとラグタイムに入力する値リードタイムとラグタイムは、[2日]のように期間を設定するほかに、[-50%]のように先行タスクの期間に対する割合をパーセント値で入力することもできます。[-50%」と設定した場合には、先行タスクが半分終了した時点で後続タスクが開始するようにスケジュールされます。ラグタイムを設定する方法はラグタイムの設定は、次の手順で行います。後続タスクの[タスク情報]ダイアロ グで[先行タスク]タブをクリックす る。[先行タスク]の[間隔]に「2」など プラスの値を入力する。

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