プロジェクトの再計画が完了したら、再び基準計画として保存します。基準計画は、[基準計画]から[基準計画101の最大11個まで保存することができます。当初のプロジェクト計画は、保存のため[基準計mo]にコピーしておきます。再計画後のプロジェクトは、現行計画との比較のため、[基準計画]に保存し直します。ここでは、その手順を説明します。[基準計画]をコピーする[プロジェクト]タブの[スケジュール]の[基準計画の設定]をクリックし、[基準計画の設定]をクリックする。[基準計画の設定]ダイアログが表 示される。[中間計画の設定]をクリックする。[コピー元]の▼をクリックして・、[基準計画]を選択する。
[コピー先]の▼をクリックして、[基準計画10]を選択する。[OK]をクリックする。[基準計画]が[基準計画10]にコ ピーされる。

 

現行計画と比較する計画を[基準計画]に保存する[ガントチャート(進捗管理)]ビューを使用すると、[基準計画]と現行のプロジェクト計画を簡単に比較することができますが、11個ある基準計画のうち、ガントバーとして表示されるのは[基準計画]のみです。番号付きの基準計画を現行計画と比較するためには、比較したいものをいったん[基準計画]に保存する必要があります。常に1週間前のプロジェクト計画と現行計画を比較したい場合には、最初の計画を番号付きの基準計画に保管しておきます。そして、1週間ごとに現行計画を[基準計画]に上書きします。数週問分の計画の履歴を保管しておきたい場合には、番号付きの基準計画を使用します。中間計画で保存できること中間計画のうち、番号付きの開始日/終了日には、タスクの開始日と終了日の情報だけが保存できます。タスクの作業時間やコストは保存されませんが、基準計画と中間計画でタス
クの開始日と終了日を比較することにより、プロジェクトの進行や遅延を監視することができます。

 

[基準計画]を上書きする基準計画を変更するタスクを選択する。[プロジェクト]タブの[スケジュール]の[基準計画の設定]をクリックし、[基準計画の設定]をクリックする。[基準計画の設定]ダイアログで[基 準計画の設定]が選択されている。[基準計画の設定]の▼をクリックし、[基準計画(最終保存日<日付>)]を選択する。[OK]をクリックする。データを上書きするかどうかを警 告するダイアログが表示される。

[はい]をクリックする。[タスク]タプの[ガントチャート]の▼をクリックし、[ガントチャート(進捗管理)]をクリックする。再計画したタスクが基準計画とし て保存され、現行計画と基準計画が 一致している。

基準計画に保存する[基準計画の設定]ダイアログの[対象]で、基準計画として保存する対象を選択できます。[選択したタスク]を選択すると、基準計画に保存したタスクをどのレベルのサマリータスクまで霊ね合わせて反映させるかを設定できます。プロジェクトが開始されてから、タスクが追加されたり無効にされたりした場合などに使用すると便利です。

 

[すべてのサマリータスクヘ]:選択したタスクの上位にあたるすべてのサマリータスクに反映される[サブタスクから選択したサマリータスクヘ]:選択したタスクの親にあたるサマリータスクにのみ反映される